超音波厚さ計による石英ガラスの測定方法

製品案内 超音波厚さ計

石英ガラス

石英ガラスイメージ

石英ガラスは、耐熱性と耐薬品性に優れた透明のガラスです。
特に、耐熱性が非常に高く、1000℃もの高温に耐えることができます。
ビーカーやフラスコなどの理化学用途、照明・光学用途、半導体工業などで使用されています。

超音波厚さ計は、石英ガラスを傷つけることなく非破壊で厚さを測定することができます。このため、石英ガラスの厚さ管理に使用されています。

測定方法

測定方法イメージ

石英ガラスは、超音波の透過に優れており、超音波厚さ計での測定に適した材料です。
一方で、石英ガラスの厚さ測定では、湾曲部の測定が中心に行われており、一般的な厚さ計ではその形状のため、測定が難しい場合があります。
ここでは、石英ガラスの厚みと形状に適した、機種とトランスデューサーの組み合わせを紹介します。

■厚さ:1mm以上、形状:平坦、なだらかな湾曲
超音波厚さ計PR-82と、10MHzのトランスデューサーの組み合わせで測定します。
なだらかな湾曲部は問題なく測定することができますが、もし測定値が安定しない場合は、トランスデューサーの接触させる向きを変えることで、測定値が安定する場合があります。
*PR-82の代わりに、MXシリーズやCMXシリーズでの測定も可能です。

■厚さ:0.3mm以上、形状:平坦、ならだらかな湾曲
超音波厚さ計PX-7またはPVXと15MHzまたは20MHzのディレイラインチップ(遅延材)付きトランスデューサーを使用します。

■厚さ:0.5mm以上、形状:平坦、湾曲
超音波厚さ計PVXと、ペンシル型トランスデューサーを使用します。
ペンシル型トランスデューサーの使用方法については、こちらをご確認ください。

対応機種

鋳鉄・鋳造アルミ専用 PR-8<sup>2</sup>
超音波厚さ計 PR-8<sup>2</sup>

PR-82は、MX-3をベースに開発した、鋳鉄・鋳造アルミ専用の超音波厚さ計です。
1点および2点校正機能を備えており、 精緻な厚さを測定することができます。

*ガラスの測定も可能です。

PX-7 / PX-7DL
超音波厚さ計 PX-7 / PX-7DL

精密検査用超音波厚さ計のエントリーモデルです。
薄物材料や、高い精度が求められる測定に最適です。

PVX
超音波厚さ計 PVX

多用途に使用できる高機能な精密検査用厚さ計です。
ペンシル型トランスデューサーを使用すれば、湾曲部やエッジ部等の測定も可能です。

対応トランスデューサー

周波数 種別 探触子 対応機種 部品番号 価格(税別)
10 MHz 12mm   二振動子 PR-82 TT-D10-14 54,000円
10 MHz 9mm   二振動子 PR-82 TT-D10-316 54,000円
10 MHz 2mm ペンシル型 遅延材付き 一振動子 PVX TT-SD10-116P 110,000円
10 MHz 2mm ペンシル型/ショートタイプ 遅延材付き 一振動子 PVX TT-SD10-116PR 110,000円
15 MHz 7mm 遅延材付き 一振動子 PXシリーズ、PVX TT-SD15-14 85,000円
20 MHz 7mm 遅延材付き 一振動子 PXシリーズ、PVX TT-SD15-20 88,000円
15 MHz 2mm ペンシル型 遅延材付き 一振動子 PVX TT-SD15-116P 125,000円
戻る(超音波厚さ計の測定原理・測定方法)

*本資料は、測定の一例を示すものであり、規格・法令等により定められた測定方法を説明するものではありません。