超音波厚さ計の仕組み

超音波厚さ計は、トランスデューサー(プローブ、探触子)と呼ばれるセンサーから発信した超音波が、測定物の反対面に反射し戻ってくる時間(伝播時間)をもとに、厚さを算出します。

具体的には、伝播時間(t)に測定物の音速(C)を乗じ、厚さを求めます。

 

超音波は空気中を伝わりづらく、また測定面との境界で反射してしまうという性質を持っています。このため、トランスデューサーまたは測定値に少量の液体を塗布する必要があります。液体には、専用剤のほか、水や油も使用されています。

 


 

以下の表は、主な材料の音速一覧です。材料により、音速は大きく異なります。

材料

音速

5920

ステンレス

5660

アルミニウム

6380

鋳鉄

4550

プラキシガラス

2690

ポリ塩化ビニル

2390

ポリスチレン

2340

ポリウレタン

1780

その他各種材料の音速一覧表

 

※同一材料でも組成により音速に差があります。このため、校正用試験片を準備し、

 音速を調整することにより、より正確な厚さ測定を行うことができます。

 

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