測定原理 浸透探傷

浸透探傷の測定原理

概要

浸透探傷試験は、表面の微細なきずを検出する方法です。

鉄、ステンレス、アルミ、チタン、銅等の金属だけでなく、プラスチック、ガラスなど非金属でも検査することが可能です。木材等の一部の材料を除くほとんどすべての金属、非金属で検査が可能で、さらに複雑な形状な部位も検査することができる、用途が広い検査手法です。

一方で、検出可能なきずは表面きずのみで、内部きずや表面直下のきずを検出することはできません。


 

 

原理

浸透探傷試験では、浸透液と現像液という液体を用いて、きずを検出します。

 

検査箇所に浸透液と呼ばれる液体を塗布し、きずに浸み込ませます。(下図①)
次に、表面の浸透液をウエスや水で取り除き、きずにのみ浸透液が残った状態にします。(下図②)
その後、現像液という液体を表面に塗布します。(下図③)
現像液を塗布すると、きずに残っていた浸透液が吸い出されて表面に現れます。(下図④)
表面に吸い出された浸透液は、きずの大きさの数十倍になるため、微細なきずも目視で簡単に見つけることができるようになります。

 


 

 

測定手順

浸透探傷試験は、次の5つの手順から成り立ちます。

 

 

 

動画
蛍光浸透探傷試験の紹介(英語)
染色浸透探傷試験の紹介(英語)