超音波厚さ計の測定原理・測定方法
超音波厚さ計は、測定物の片面にトランスデューサー(プローブ・探触子)を当てるだけで、正確な厚さを簡単に測ることができる優れた装置です。金属だけでなく、ガラスやプラスチック、FRPの厚さも測定することができます。さらに、平坦部だけでなく湾曲部等の様々な形状の厚さ測定も可能です。
このページでは、超音波厚さ計をより適切にご使用いただくために、超音波厚さ計の測定原理と測定方法(用途)を詳しく説明します。
測定方法(用途)
超音波厚さ計は、使用方法が比較的簡単で扱いやすい測定器ですが、測定対象や用途・目的に応じて、最適な機種やトランスデューサー(プローブ・探触子)を選定する必要があります。不適切な装置・トランスデューサーを選定すると、測定できないだけでなく、誤った数字が表示されることがあります。
ここでは、超音波厚さ計の測定方法(用途)について詳しく説明します。
材料
※アイコン(イラスト)をクリックすると測定方法や対応機種をご確認いただけます。
測定方法
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- 測定方法(基礎)
- 腐食検査
- 薄物
(1mm以下の測定) - 塗装材
- 膜厚
- 溶接部の探傷検査
- 管材
- 曲管部
(エルボ・U字管) - 配管・パイプ
(内側からの測定) - 小径配管・パイプ
(高圧ガス配管) - 湾曲・エッジ部
- 両面が平行でない箇所
- 高温
- 水中での測定
ワーク
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