技術資料(よくわかる講座)

合わせガラスの厚さ測定

合わせガラスとは、2枚のガラスを樹脂被膜で接着したガラスのことです。ガラス間の樹脂被膜層の存在により、1枚ガラスに比べ、耐衝撃・耐貫通性能が極めて優れています。さらに、中間膜に特殊な素材を挟むことで、遮音、遮熱、紫外線カット等の特性を持たすことができます。高い耐衝撃・耐貫通性能が必要とされる自動車や列車、防犯が求められる住宅のリビングの窓ガラスなどで使用されています。
超音波厚さ計を使用すれば、接着されたガラスを剥がさずに、それぞれのガラスの樹脂被膜までの厚みを測定することができます。

測定方法

合わせガラスの厚さ測定では、1/1,000mm分解能の精密超音波厚さ計PZX-7またはPVXと、高周波の20MHzの遅延材付きトランスデューサー(プローブ・探触子)を使用して測定を行います。

カプラント(接触媒質)には、それ自体の厚みよる誤差を低減するために、粘性の低いEchoPure™(エコーピュア)を使用します。ガラス表面にカプラントを塗布したくない場合は、EchoPure™(エコーピュア)の代わりに、真水を使用してください。EchoPureに比べ超音波の透過は劣りますが、同様に粘性が少ないため、比較的少ない誤差で測定することができます。

トランスデューサーと接しているガラスの厚さのみを測定することができます。

カプラント EchoPure™
(エコーピュア)

精密検査用厚さ計に最適な低粘度の高性能カプラント

対応トランスデューサー

周波数 種別 探触子 対応機種 部品番号 価格(税別)
15MHz 7mm 遅延材付き 一振動子 PZX-7、PVX TT-SD15-14 85,000円
20MHz 7mm 遅延材付き 一振動子 PZX-7、PVX TT-SD20-14 88,000円

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*本資料は、測定の一例を示すものであり、規格・法令等により定められた測定方法を説明するものではありません。