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電磁超音波厚さ計 MCT80 EMA Thickness Gauge - MCT80

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電磁超音波厚さ計 MCT80

ポケットサイズの電磁超音波厚さ計 電磁超音波厚さ計 MCT80

タブレットとWiFi接続で簡単設定&測定

測定範囲:1.5~150mm

表示:数値、Aスコープ

超音波種類:横波

周波数:4MHz

その他:AndroidおよびWindows用ソフトウェアが付属

特徴

MCT80は、ポケットに収まるコンパクト設計の電磁超音波厚さ計です。測定面の錆び除去やカプラントの塗布が不要なため、従来の厚さ計よりも手軽で効率的に測定が行えます。

Wi-FiでタブレットやノートPCと接続すれば、リアルタイムで厚さとエコーを表示、感度・ゲート・音速の調整も画面上で簡単に行えます。保存済みの測定に誤りがある場合も、ゲート位置を調整することで正確な厚さデータに修正できます。また、初めての方でも複雑な設定不要ですぐに測定できるよう、オートゲインとオートゲートの2つのオート機能を搭載しています。
測定範囲は1.5~150mmと薄板から厚板まで対応、Aスコープ表示、シングル・エコー、エコー・エコーなど基本機能も充実、多様な金属の厚さ測定に柔軟に対応します。タブレットを使用せず単体でも測定可能なため、場所を選ばずあらゆる環境で使用できます。

*Wi-Fi接続には、テザリング(Wi-Fi)対応のAndroidタブレット・スマートフォン、またはモバイルホットスポット(Wi-Fi)対応の
タッチスクリーン搭載WindowsPCが必要です。モバイル端末がインターネットに接続されていないと使用できません。

電磁超音波厚さ計と超音波厚さ計の特徴と違いはこちらを参照ください。

金属専用の厚さ計

通常の超音波厚さ計と同様の広い測定範囲(1.5~150mm)と0.01mm分解能、金属専用の厚さ計。

金属専用の厚さ計

前処理無し&カプラントも不要

グラインダーなどで酸化被膜(錆・スケール)を落とさずにそのまま測定可。カプラント(接触媒質)の塗布も不要。

前処理無し&カプラントも不要

塗装材の素地の厚さを測定

超音波厚さ計では困難な、重ね塗りや劣化により表面が凹凸した塗装材の素地(母材)の厚さ測定が可能。

塗装材の素地の厚さを測定

2つのオート機能

タブレットにリアルタイムでエコーを表示、感度・ゲートの調整や、測定値の保存ができます。さらに、2つのオート機能(オートゲイン&ゲート)により初心者でも簡単に測定できます。

保存済みの測定を後から変更

保存済みの測定が誤ったエコーを検出している場合は、後からゲート位置を調整することで検出点を変更し、正しい測定値に修正できます。

価格・カタログ

価格

モデル 価格
MCT80 880,000円(税別)

仕様

仕様

測定方式

電磁超音波(ElectroMagnetic Acoustic:EMA)

超音波種類

横波超音波

測定範囲(鉄)

1.5~150mm
*測定範囲は、測定モード、測定対象の材質、膜厚、裏面状態により変わります。

画面表示

本体:数値
ソフトウェア:数値、Aスコープ

測定モード

シングルエコー:Single Gate(ソフトウェアのみ)
デュアル・エコー:Double Gate(ソフトウェアのみ)
オート:Auto Gate(本体・ソフトウェア)

分解能

0.01mm

精度

10mm未満:±0.05mm
10mm以上:±(0.01 + 測定値 /200)mm

波形表示

正半波、負半波、全波、RF

平均化処理

1~6

音速設定範囲

1,000~9,999m/s(横波超音波)

周波数

4MHz

感度

1~100dB 1dBステップ、マニュアル / オート

電源

リチウムイオンバッテリー(約5時間動作)

環境

動作温度:-10~50℃ 保管温度:0~40℃

本体サイズ

176 × 42 × 32mm

本体重量

約250g

保証期間

1年(保証対象は本体のみ)

付属品

本体、試験片(鉄、アルミ)、USB充電器、USBケーブル
USBメモリ(ソフトウェア、取扱説明書)、ケース

電磁超音波厚さ計と超音波厚さ計の違い

厚さ計の種類 電磁超音波厚さ計 超音波厚さ計
金属(導体)の厚さ測定
ガラス・プラスチックの厚さ測定 ×
カプラント(接触媒質)の必要性 不要 必要
精度
局部腐食や孔食の検出 ×
その他 電磁超音波厚さ計は、従来の超音波厚さ計では測定が困難な、重ね塗りや表面状態が悪い塗装材の素地(母材)の厚さ測定が可能。一方で測定精度は、従来の超音波厚さ計よりも若干劣り、部分的な局部腐食や孔食の検出には適さない。