Q&A よくあるご質問
超音波厚さ計
皆様からよく頂く超音波厚さ計に関するご質問を掲載しています。製品の購入をご検討中のお客様だけでなく、使用中のお客様から頂くご質問も多く掲載しています。もし疑問が解決しない場合は、お電話もしくはメールでお気兼ねなくお問い合わせください。
製品の購入をご検討中のお客様
測定対象に関するご質問 一般
A鉄、アルミ、ステンレス、銅、真鍮等の金属をはじめ、ガラスやプラスチック等の厚さを測定することができます。
一方で、木材や発泡スチロール、ウレタン、竹等、内部に気泡があるものやジェル等の柔らかいものは測定することができません。
*無償でサンプル測定を行っておりますので、お気軽にご利用・お問い合わせください。
A 残念ながら超音波厚さ計では、気泡や空気の層を含む材料の厚さを測定することはできません。スポンジや木材も同様に測定することができません。
A コンクリートやセメント、岩石、モルタルは、超音波の伝達が非常に悪いため、超音波厚さ計で測定することができません。
A
軽度の錆びの場合は、そのまま測定が可能です。浮き錆びがある場合は、ワイヤーブラシやウエス等を用いて浮き錆びを落としてから測定する必要があります。
測定面が粗い場合、測定誤差が大きくなります。正確な厚さ測定を行うためには、測定面の表面粗さは少なくとも100μmRz以下に仕上げてください。
電磁超音波厚さ計UT-3M-EMAでは、錆を落とす必要がなくそのまま測定可能です。
A
PVXは精密検査用の厚さ計で、腐食した測定物の測定には向いておりません。
一般・腐食検査用の超音波厚さ計をお使いください。機種の選定など、ご不明点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
A 超音波厚さ計PVXとペン型トランスデューサーを組合せることで、湾曲部やエッジ部などを測定することができます。詳細は、技術資料の湾曲(曲げ・絞り)・エッジ部の厚さ測定をご覧ください。
A
CMX DL+と低周波(1MHzまたは2.25MHz)トランスデューサーを組み合わせることで測定が可能です。詳細は、技術資料のゴム(ラバー)の厚さ測定をご覧ください。
ゴムの種類や厚さによっては測定できない場合があります。サンプルをご送付いただければ、無料で測定テストを行い測定可否をご連絡します。お気軽にお問い合わせください。
A
押出し直後の測定では、塩ビ管の内側が高温のため超音波の伝播が極端に悪化します。このため、感度の調整を行うことができるAスコープ(波形)表示付きの超音波厚さ計(MVX、CMX DL+)を使用する必要があります。
1mを超えるような大径の塩ビ管では、Aスコープ表示付きの厚さ計でも測定できない場合がありますので、事前にお問い合わせください。
A
Aスコープ(波形)表示付きの超音波厚さ計MVXまたはCMX DL+と、低周波(1MHzまたは2.25MHz)トランスデューサーを組み合わせることで測定が可能です。詳細は、技術資料のFRP(繊維強化プラスチック)の厚さ測定をご覧ください。
FRPの種類や厚さによっては測定できない場合があります。サンプルをご送付いただければ、無料で測定テストを行い、測定可否をご連絡します。 お気軽にお問い合わせください。
A
測定できる場合とできない場合があります。
1MHzまたは2.25MHzのトランスデューサーを使用すれば、ほとんどのプラスチックは測定することができます。ただし、柔らかいものや厚みがあるもの等、一部測定できない場合もあります。詳しくは担当までご連絡ください。
A
測定できます。ただし、パルス・エコーモードでは、塗料の厚さは実際の3倍程度厚く測定されるため注意が必要です。
表示値 =(金属の厚さ)+(塗料の厚さ×3)
塗装の上から、金属(母材)の厚さのみを測定する場合の方法・注意点については、この次の質問をご参照ください。
A
可能です。
エコー・エコーモードが搭載された厚さ計を使用すれば、塗装の上から金属(母材)の厚さのみの測定が可能です。
ただし、以下の条件を満たしている必要があります。
1.塗装に塗りむらが無いこと
2.腐食・さびがないこと
3.金属(母材)の厚みが、2.5mm~25mm以内であること(母材が鉄でZX-6を使用した場合、CMXでは2.5mm未満も測定可)
*電磁超音波厚さ計UT-3M-EMAでは、上記1および2の条件を満たさなくても測定が可能です。
A
容器や配管の中に水などの液体が入っていても、問題なく測定できます。
ただし、塩ビ管などのプラスチック容器に水が入っている場合は、5MHzのトランスデューサー(プローブ、探触子)では測定できない場合があり、2.25MHzのトランスデューサーを推奨しています。
A
精密検査用の超音波厚さ計PVXとペンシル型トランスデューサーを組合せることで、測定が可能です。
最小で、外径3mmの配管の厚さ測定の実績があります。
詳細は、技術資料の高圧ガス配管や熱交換器等の小径配管・パイプの厚さ測定をご覧ください。
A
可能です。
ただし、エコー・エコーモード機能は使用することができません。パルス・エコーモードでの測定となり、金属(母材)と塗料あわせた厚さが表示されます。塗料の厚さは実際の3倍程度厚く表示されるため、注意が必要です。
正確な厚さを測定するためには、塗装をはがして測定する必要があります。
A 余盛(よもり)のように部分的に盛り上がった箇所は、トランスデューサー(センサー、探触子)を密着させることができないため正確な厚さを測定することはできません。
測定対象に関するご質問 水中・高温測定
A測定できません。
超音波厚さ計は、測定対象物の厚さが一定でなければ測定ができません。 手でトランスデューサーを保持し水の深さを測定しようとすると、トランスデューサーがわずかに動いてしまい、厚さ(深さ)を一定に保つことができません。このため測定することができません。
水深を測定するためには、より高い性能を持つ超音波探傷器を使用する必要があります。
A 不要です。水がカプラントの代わりになります。
A ケーブルの損傷を防ぐためのホースです。防水目的ではありませんので、内部に水が浸入しても問題ありません。
A
水中測定用の超音波厚さ計やトランスデューサーを使用することで測定が可能です。
詳細は、技術資料の水中での厚さ測定をご覧ください。
ダコタ・ジャパンでは、水中測定用の厚さ計・トランスデューサーを複数取り揃えています。ご不明点はお気軽にお問い合わせください。
A
可能です。標準のトランスデューサー(プローブ、探触子)では、高温の材料測定に使用すると故障してしまいますが、高温用のトランスデューサーを使用すれば最大で538℃の材料まで測定することができます。
詳細は、技術資料の高温材料の厚さ測定をご覧ください。
A 高温での測定では、測定物を超音波が非常に通りづらくなるため、径の大きい18mmのトランスデューサーの使用をお勧めします。
A
5MHzのトランスデューサーの使用をお勧めしています。
ただし、測定面の表面が粗い場合や厚みのあるものを測定する場合は、先端径18mmの2.25MHzのトランスデューサーのご使用をお勧めします。
A 弊社では測定の経験がありませんが、高温の材料は減衰が激しいため、金属(母材)のみの測定は難しいかと思います。
A
残念ながら、雨天での操作はできません。
小雨の中、短時間であれば問題ありませんが、長時間の操作は絶対にお控えください。また、水滴がついた場合には、乾いた布などですぐに拭き取ってください。
A
変わります。
測定物の温度変化は、材質の熱膨張と超音波の伝播速度(音速)の2つに影響を与えます。
熱膨張による変化は、通常の厚さ計の測定精度よりも小さいため、無視することができます。例えば鉄の場合、1℃の温度上昇による熱膨張は1mあたり10μm程度とわずかです。
一方で、超音波の伝播速度(音速)への影響は大きく、無視することができません。鉄の場合1℃の変化で音速が数m/s変化します。また、測定物だけでなく、トランスデューサーの遅延材の音速変化も引き起こし、こちらは数十m/sも変化します。このため、温度の変化が生じる場合は、頻繁に零点調整と音速の校正を行う必要があります。
トランスデューサー・消耗品に関するご質問
Aまれに測定できない場合があります。
5MHz以下のトランスデューサーでアルミニウムやステンレスを測定する場合、表面にノイズが発生するケースがあり、測定できない場合があります。このため、高周波の7.5MHzまたは10MHzのトランスデューサーもしくは、MVXなど超音波の波形が表示される装置のご使用をお勧めしています。
A
他社製のトランスデューサーのご使用は、推奨しておりません。
ダコタ・ジャパンの厚さ計は、ダコタ・ジャパンのトランスデューサーに最適化されて作られています。
端子が合致するようであれば使用できる場合もありますが、他社製のトランスデューサーを使用した場合については性能の保証ができません。
A ディレイラインチップ(遅延材)には、アクリルを使用しています。
A
先端に装着するディレイラインチップにより測定範囲が異なります。鋼測定時の目安は以下となります。
φ2mm使用時 0.2mm~10mm
φ4mm使用時 0.2mm~14mm
A よくある質問の試験片をご覧ください。
A よくある質問の試験片をご覧ください。
A よくある質問の試験片をご覧ください。
A
配管用測定治具は、湾曲部を測定をしやすくするための治具です。
使用しなくても測定は可能ですが、使用することでより精度の高い測定を行うことができます。
カプラント(接触媒質)に関するご質問
A使用方法によっても異なりますが、1本あたり1ケ月から半年程度ご使用いただけます。
A 使用方法によっても異なりますが、1本あたり1ケ月から半年程度ご使用いただけます。
A
未開封かつ冷暗所での保管で、製造日から以下の保存期間(Shelf Life)が目安になります。
4年:ULTRA SoniX
5年:Echo Z+、EchoPure、Echo Shear Wave
8年:VersaSonic
A
申し訳ございませんが、ばら売りはしておりません。
120ml×4本セットでの販売となります。
A
水や油でも代替可能です。ただし、表面が荒い箇所で水や油を使用すると、超音波センサー(トランスデューサー・探触子)と測定面の間に空隙が生じる可能性があり、測定精度・信頼性が低下します。専用剤のウルトラソニックスのような粘性の高いゼリー状のカプラント(接触媒質)の使用をお勧めします。
また湾曲部や高減衰材の測定では、超音波の伝達にすぐれたEcho Z+の使用をお勧めします。
A
カプラントには、主成分として水、プロピレン・グリコール、グリセリンが含まれています。また、腐食抑制材や界面活性剤も使用されています。
より詳細な情報が必要となる方は、ご連絡ください。SDS(安全データシート)をご送付します。
A
残念ながら、超音波厚さ測定ではカプラント(接触媒質)の塗布が必須です。
一方で、電磁超音波による厚さ測定ではカプラントの塗布が不要です。
詳細は、電磁超音波厚さ計のページをご確認ください。
その他ご質問
Aダコタ・ジャパンではサンプル測定を無償で行っております。
サンプルを当社まで送っていただければ、最適な製品を選定し、測定レポートを作成します。
また、何らかの都合でサンプルをお送りできないお客様には、評価用にデモ機の貸出しも行っています。
まずはご相談ください。
A ダコタ・ジャパンは、Dakota Ultrasonics社の日本販売法人です。主にDakota Ultrasonics社の製品を販売しています。
A
測定する材質、形状、厚み、必要な測定精度をご連絡ください。
経験豊富なスタッフが、最適な機種を提案いたします。お気軽にお問い合わせください。
材質:例)鋼、アルミ、ステンレス、樹脂
形状:例)配管(外径50~100mm)、平板、タンク
厚み:例)5mm~10mm程度
必要精度
A
以下の3つの条件があります。
1.形状: 平板状、配管などの円筒形状、またエッジ部や湾曲部等、様々な形状のもの・部位を、測定することができます。
2.トランスデューサーの先端を密着させることできない場合、測定することができません。
厚さ: 精密検査用で厚さ0.15mm~、腐食検査用で1mm~が鋼での測定の目安です。
3.材質: 鉄、アルミ、ステンレス、銅、真鍮等の金属や、ガラスやプラスチックなどの厚みを測定することができます。
A
超音波厚さ計は、トランスデューサーから発信した超音波が測定物の底面に反射し戻ってくるまでの時間に、測定物の音速をかけて、厚さ測定します。
詳細は、技術資料の超音波厚さ計の仕組みをご覧ください。
A
超音波厚さ計は、超音波の原理を利用して材料の厚さを測定する計測器です。
ノギスやマイクロメーターといった測定対象物を外側と内側の両方から挟み込んで寸法を測定する機械的な測定器とは異なり、片側にトランスデューサーを接触させるだけで簡単に厚さを測定することができます。
ノギスなどでは物理的に測定することのできない配管など、これまでは測定できなかった物も超音波厚さ計を使用することで厚さの測定が可能です。
A
使用するトランスデューサーにより、測定範囲は変わります。
周波数が低いトランスデューサーは、周波数の高いトランスデューサーよりも厚い物を測定することができます。同様に径の大きなトランスデューサーは、径の小さいトランスデューサーよりも、厚い測定物を測定することができます。
測定範囲は、トランスデューサーの周波数や径だけではなく、測定物の材質や表面状態、形状にも大きく左右されます。
詳細はお問い合わせください。
A
基本的な性能は同じで、音速リストの搭載有無のみが異なる点です。
ZX-1は材料の音速リストを内蔵しておらず、異なる材料を計測する際は手動で音速を合わせる必要があります。一方でZX-2は8つの材料の音速を内蔵しており、材料を選択することで簡易に厚さ測定が可能です。ただし内蔵されている音速は各材料の代表値になる為、材料の種類により誤差が生じる場合もあります。その場合は厚さの分かる箇所で音速を合わせてからご使用ください。
A
同じ鋼でも、組成の微妙な違いにより、音速が若干異なるからです。また、出典元の資料によっても、それぞれ違った値が記述されています。
正確な測定を行う場合は、測定物と全く同じ材料で基準とする試験片を作成し、音速の校正を行ってください。
A
超音波厚さ計の使用には、資格は必要なく、どなたでもお使いいただくことができます。
ただ、検査依頼者から「超音波パルス反射法による厚さ測定方法(JIS Z 2355)」に従った測定を要求された場合には、日本非破壊検査協会の認定する「超音波厚さ測定(UM)」という資格が必要になります。
自主検査や自社製品の品質管理などで、これから超音波厚さ計のご利用を検討される方は、必要以上に構えることなくご検討ください。
製品をご使用中のお客様
操作方法・測定方法に関するご質問
A
以下の写真が、トランスデューサーの正しい持ち方です。
ケーブルやコネクタに不要な負荷をかけず、測定物に対して常に一定の力で押し当てることが、ばらつきの少ない測定に必要不可欠です。
A
零点とは、厚さ0mmの位置の事で、測定物の表面になります。この位置を厚さ計に認識させる作業が零点調整です。
零点調整の頻度は音速校正の頻度に合わせて、測定開始前と測定中に定期的に、さらに測定機材や温度等の条件が変わるごとに行います。
*超音波厚さ計では、零点調整実施時に、本体内部で零点の調整がされており、0mmという表示がされるわけではありませんのでご注意ください
A
配管の軸方向に対して、トランスデューサー(プローブ、探触子)を、垂直に接触させて測定してください。
配管の外径が25mm以下の場合は、トランスデューサーを配管の軸に対して平行に接触させ、接触角度を変えながら測定値を確認し、最小厚さを測定値とします。
詳細は、技術資料の管材(配管・パイプ)の厚さ測定をご覧ください。
配管の測定では、トランスデューサー(プローブ、探触子)の接触方向が非常に重要です。
誤った方向に接触させると、測定値の変動が大きくなり、正しい厚さを測定することができなくなります。オプションの配管測定用冶具を使用すると、正確に垂直または平行に接触させることができます。是非ご利用ください。
A
その都度音速を校正されることをお勧めします。
ただし、鋼の場合は鋼種による音速の違いが2%程度ですので、もし音速の校正ができない場合は、鋼の一般的な音速である5,920m/秒で測定されても誤差は2%程度となります。
A
材料の音速一覧には、各材料の音速を掲載しています。是非ご活用ください。
または、音速校正機能を持つ厚さ計を使用すれば、材料の音速を正確に求めることが可能です。ZX-1およびZX-2で音速の校正を行う場合は、次のQ&Aを参照してください。
A 詳細ページの式で実際の音速を求め、ZX-1またはZX-2に設定してください。
A
信用できません。トランスデューサーの接触が悪い可能性があります。
測定面の表面状況の確認を行い、トランスデューサーをゆっくりと前後左右に押してみたり、トランスデューサーの方向を45度づつ回転させたりして、バーが伸びる位置を探ってください。
A カプラントは測定の直前に塗布し、使用後は速やかに拭き取ってください。拭き取らずに放置しておくと、測定物に腐食が発生する恐れがあります。
A
安全性の高いカプラントを使用していますが、長時間手につけたままにしていると肌荒れの原因となります。使用後は必ず手をきれいに洗ってください。
肌が敏感な方は、ゴム手袋を着用されることをお勧めします。
A
お問合せフォームよりご連絡ください。
簡易取扱説明書については、無償でPDFファイルをご送付します。簡易取扱説明書および完全版取扱説明書を、冊子でご必要な場合は、有償となります。
校正、その他に関するご質問
A 使用している機器の劣化・摩耗等により精度が変化することが考えられますので、当社では年に一回の定期校正を行うことを推奨しています。
A
到着後、1週間以内に校正し、発送します。
もし急ぎで必要な場合は、その旨を事前にご連絡いただければ、当社に到着後すぐに校正し、発送できるよう調整します。
A こちらをご覧ください。ブログにて校正作業を簡単にご紹介しています。
A
はい、添付しています。
試験片の検査成績書、マイクロメーターの校正証明書、トレーサビリティ体系図の3種類の書類が付属しています。
A
故障内容によりますが、2週間から1カ月程度かかります。
正常な使用での故障であれば、販売から5年間(一部製品は2年間)の保証期間内は、無償で修理いたします。ご希望のお客様には、修理期間中は代替機を無償でお貸出しいたします。
お客様からいただく修理のお問い合わせのうち、8割以上はトランスデューサーの故障です。こちらはトランスデューサーの交換によりすぐにご使用いただくことができます。(トランスデューサーは消耗品のため、保証対象外です。)
A
以下の2つの可能性が考えられます。
1.ディレイラインチップ(遅延材)が摩耗している可能性があります。
ペンシル型トランスデューサーでの測定を繰返し行っていると、先端のディレイラインチップが摩耗して徐々に測定性能が落ちていきます。ディレイラインチップが摩耗している場合は、新品のディレイラインチップと交換を行ってください。
2.ディレイラインチップ(遅延材)とトランスデューサー接触部に塗布しているカプラントが乾燥している可能性があります。
カプラントが乾燥すると測定がしづらくなる、またはは全く測定ができなくなります。ディレイラインチップをトランスデューサーから取り外し、ディレイラインチップのトランスデューサー接触側に適量のカプラントを塗布し、再度取り付けてください。
上記内容をお試しいただいても測定ができない場合は、ケーブルの断線や機器の故障も考えられます。当社までご連絡ください。
A
ディレイラインチップ(遅延材)とトランスデューサー接触部に塗布しているカプラントが乾燥している可能性があります。
カプラントが乾燥すると測定がしづらくなるか、または全く測定ができなくなります。ディレイラインチップをトランスデューサーから取り外し、ディレイラインチップのトランスデューサー接触側に適量のカプラントを塗布し、再度取り付けてください。
カプラントを塗布しても測定できない場合には、ケーブルの断線や機器の故障も考えられます。当社までご連絡ください。
A
現在提供している最新版のDakViewは、Windows10でのみ動作確認を行っております。他のOSについては確認しておりません。
Windows10が搭載されたPCをご使用ください。
また、Ver.2ではない初代『MVX』『CMX』『PVX』や『MX-5DL』『MMX-6DL』『PX-7DL』では、PCとの接続でUSB変換アダプタを使用しますが、USB変換アダプタがWindows10に対応していない可能性があります。Windows10に対応するUSB変換アダプタを使用してください。
A
DAKOTA ULTRASONICS社では、お客様に革新的な素晴らしい製品を提供するために、新製品の開発に積極的に取り組んでいます。
ご報告できる段階になりましたら、ホームページにてお知らせいたします。ご期待ください。
超音波探傷器
皆様からよく頂く超音波探傷器に関するご質問を掲載しています。製品や測定方法に関するご質問を中心に、様々なご質問への回答を記載しています。
もし疑問が解決しない場合は、お電話もしくはメールでお気兼ねなくお問い合わせください。
A
超音波探傷試験は、非常に専門性の高い検査方法です。適切な知識および技能が必要です。
初心者の方は、(一社)日本非破壊検査協会が開催している講習会を受講されることをお勧めします。超音波探傷試験について体系的に学ぶことができます。
A
自社検査であれば資格は必須ではありません。ただし、超音波探傷試験の結果は検査員の技量に大きく左右されます。検査員の技術レベルを保証するためにも有資格者が試験を実施することが望ましいです。
(一社)日本非破壊検査協会では、JIS Z2305「非破壊試験技術者の資格及び認証」に基づく技量認定試験・認証を実施しています。ご確認ください。
A
JIS Z 2352「超音波探傷装置の性能測定方法」に準拠した検査成績書が付属しています。
下記8点の検査を実施しています。
増幅直線性、時間軸直線性、垂直探傷の感度余裕値、垂直探傷の遠距離分解能、垂直探傷の近距離分解能
垂直探傷の追い込み範囲、斜角探傷のA1感度およびA2感度、斜角探傷の分解能
A 超音波探傷器は、材料内部の探傷検査、溶接部の割れやブローホールの検査、接着・剥離検査、厚さ測定などの用途で使用されています。装置がコンパクトで持ち運びが可能で、安全性にも優れているため、非破壊検査の中心的な手法として広く普及しています。
A
溶接部の割れ(亀裂)など、深さのある割れの検出は可能です。一方で深さの浅い割れや打痕の検出は難易度が高く困難です。
表面欠陥の探傷は、浸透探傷試験や磁粉探傷試験、渦流探傷試験を適用した方がより少ない工数で確実に検出できる可能性があります。詳細は弊社までお問合せください。
A 内部欠陥の形状、表面(探触子)からの内部欠陥までの距離、測定面の表面粗さ、材料など様々な要因に依存するため、何ミリ以上の大きさであれば検出可能と明確にすることはできません。ただ目安として1mm以下の内部欠陥の検出は難易度が高いです。
A フェーズドアレイ超音波探傷器では、材料内部の探傷結果を断面画像として表示することができます。ただし、弊社では取り扱いしておりません。
超音波ボルト軸力計
皆様からよく頂く超音波ボルト軸力計に関するご質問を掲載しています。製品の購入をご検討中のお客様だけでなく、使用中のお客様から頂くご質問も多く掲載しています。もし疑問が解決しない場合は、お電話もしくはメールでお気兼ねなくお問い合わせください。
製品の購入をご検討中のお客様
測定に関するご質問
A測定するボルトの長さにバラつきがある場合でも、以下の3項目が同じであれば、ボルトの長さの違いによって都度校正を行う必要はありません。
1.径(M)
2.材質
3.締付長さ(締結部の厚さ)
A
ボルトの温度が60℃までであれば測定することは可能です。軸力計本体で温度補正の行える温度範囲は以下の通りです。
温度補正範囲:-39.9~65.5℃
A
ねじの軸力は測定できません。
超音波軸力計『BOLT-MAXⅡ Ver.2』または『MAXⅡJ』で測定可能な対象物は、トランスデューサーが取り付けられる構造で、両端面が平滑に機械加工されており、さらに径が5mm以上かつ長さが6mm以上となります。
A
測定の実績はありません。
測定を検討されている場合は、当社まで両端面を加工した状態でご送付ください。無償で測定可否を確認します。
A 超音波ボルト軸力計は、ボルトの締付け前と締付け後のボルトの長さを測定して軸力(伸び)を算出します。トルシアボルトは、必要な締め付けトルクを得るとピンテール破断し、ボルトの全長が変わってしまうため測定することができません。
A 超音波ボルト軸力計は、ボルトの締付け前と締付け後のボルトの長さを測定して軸力(伸び)を算出します。このため、既に締結済みのボルトの軸力を測定することはできません。
消耗品・トランスデューサーに関するご質問
A使用方法によっても異なりますが、1本あたり1ケ月から半年程度ご使用いただけます。
A 水や油でも代替可能です。自動車関連では、エンジンオイルを使用されているお客様もいます。
A
カプラントには、主成分として水、プロピレン・グリコール、グリセリンが含まれています。また、腐食抑制材や界面活性剤も使用されています。
より詳細な情報が必要となる方は、ご連絡ください。SDS(安全データシート)をご送付します。
A
ボルトの材質や長さによって、最適な周波数が異なります。
一般的な使用では5MHzを、精度や分解能を求める場合は10MHzを使用します。また、M5やM6などの小径のボルトを測定する場合には、10MHzを使用した方が良い結果が得られる傾向があります。トランスデューサーの選定でお困りの際には、当社までご相談ください。最適なトランスデューサーを提案いたします。
A 温度変化による音速変化等を補正するために使用します。データ取得時に温度変化が無ければ使用しなくても構いません。
その他ご質問
A旧来の超音波軸力計では、超音波測定に関する予備知識がないと機器の取扱が難しかったですが、当社の超音波ボルト軸力計では超音波に関する特別な知識や特殊な治具などがなくても、どなたにでも簡単に取扱うことができます。ただし、ボルトの両端面の加工は必要です。
納品後、機器取扱に関するトレーニングでお伺いしますので、操作に自信が無い場合でもご安心ください。
A
引張試験機ではなくても、ボルトの校正は可能です。代表的なものでは、以下のものが挙げられます。
油圧シリンダー(油圧ポンプ)
圧縮センターホール型ロードセル
(※なお荷重指示器は、引張試験機と同様にそれぞれの機器で別途必要になります)
また、上記の校正環境が整わない場合には、精度は劣りますがボルトの径・弾性係数・締付長さなどのボルトの緒元情報を元に、計算によって校正係数を算出することも可能です。ボルトの校正方法についてご不明な場合、当社までご相談ください。
A 可能です。当社では有償の校正サービスを実施しております。ただし、ご依頼頂くボルトの径や締め付け長さ、軸力によってはご対応できない場合もございます。詳しくは、お問合せフォームよりお問合せください。
A
計算による校正方法は、引張試験機を使用する校正と比較して、精度が劣ります。
ダコタ・ジャパンでは、正確な校正係数(ロードファクター)を求めることができる、引張試験機またはセンターホール型ロードセルを用いてのボルト校正を推奨します。
A
トルクはボルトを締める時の回す力、軸力はボルトを締めることによる締付け力(ボルトの伸びようとする力)の事です。同じトルクでボルトを締めても、座面やねじ面の摩擦係数が違うと軸力も違ってきます。
技術資料に詳細な解説があります。締め付けトルクと軸力の関係をご確認ください。
A 当社の超音波ボルト軸力計は、全て1chです。多チャンネルの超音波ボルト軸力計をお探しの場合は、弊社グループ会社NDTアドヴァンスにお問合せください。
製品をご使用中のお客様
操作方法・測定方法に関するご質問
A測定中の温度変化が大きい場合には、温度変化量に応じて測定値に誤差が生じます。温度差のある環境で測定を行う場合には温度センサーを使用してください。温度センサーを使用することで、温度変化による材料の(1)超音波の音速変化、(2)熱膨張、の影響を補正します。
ただし、測定時に指定している材質設定が、実際に測定しているボルトの材質と異なる場合には、温度補正機能を有効にしても、温度差による誤差を無くすことができません。温度補正機能をより効果的に活用するためには、測定するボルトの材質と材質設定を一致させる必要があります。
なお、本体の材質一覧の中に、使用するボルトの材質が登録されていない場合には、取扱説明書に記載されている「温度補正係数(Temperature Factor)の個別設定方法」を参照の上、適切な温度補正係数を本体に設定してください。
A
測定できません。理由は、腐食した状態のボルトでは測定の信憑性がなくなるためです。
新品のボルトを使用し、新たに締付管理を行ってください。軸力の経年変化を管理するのであれば、管理期間中、両端面が腐食しないように防錆機能のある塗料を端面に塗布するなど、状態を保存する処理を施してください。
A
お問合せフォームよりご連絡ください。
簡易取扱説明書については、無償でPDFファイルをご送付します。簡易取扱説明書および完全版取扱説明書を、冊子でご必要な場合は、有償となります。
校正、その他に関するご質問
A現在提供している最新版のDakViewは、Windows10でのみ動作確認を行っております。他のOSについては確認しておりません。Windows10が搭載されたPCをご使用ください。
また、Ver.2ではない初代『BOLT-MAXⅡ』では、PCとの接続でUSB変換アダプタを使用しますが、USB変換アダプタがWindows10に対応していない可能性があります。Windows10に対応するUSB変換アダプタを使用してください。
A 使用している機器の劣化・摩耗等により精度が変化することが考えられます。ダコタ・ジャパンでは年に一回の定期校正を行うことを推奨しています。
A
DAKOTA ULTRASONICS社では、お客様に革新的な素晴らしい製品を提供するために、新製品の開発に積極的に取り組んでいます。
ご報告できる段階になりましたら、ホームページにてお知らせいたします。ご期待ください。
超音波音速計(黒鉛球状化率測定)
皆様からよく頂く超音波音速計(黒鉛球状化率測定)に関するご質問を掲載しています。製品や測定方法に関するご質問を中心に、様々なご質問への回答を記載しています。
もし疑問が解決しない場合は、お電話もしくはメールでお気兼ねなくお問い合わせください。
A
超音波音速計は、金属やガラス、プラスチックなどの物質の中をを伝わる音の速さを測定する装置です。鋳鉄の黒鉛球状化率と音速との間には、下のグラフのように相関関係があります。この関係を利用し、超音波で鋳鉄の音速を測定することで、音速から黒鉛球状化率を推定することができます。詳細は、技術資料の超音波音速計による黒鉛球状化率の測定原理と測定方法をご確認ください。
A 残念ながら当社の超音波音速計は、音速または厚さしか表示させることができません。あらかじめ黒鉛球状化率が既知の試験片を数種類用意し、音速と黒鉛球状化率の関係を把握し検量線(換算表)を作成します。実際の測定においては、装置に表示される音速をもとに、事前に作成した検量線(換算表)から黒鉛球状化率を求めます。
A
下記4点のメリットがあります。
1.測定箇所に超音波センサー(トランスデューサー・探触子)を接触させるだけで、瞬時に測定ができる。
2.ハンディサイズの装置のため持ち運びが可能で、現場での測定にも対応。
3.測定に熟練が不要。誰が測定しても同じ結果が得られる。
4.破壊せずに測定することができるため、製品で測定が可能。
一方で、デメリットは次の通りです。
1.両端面が平行の箇所でしか測定できない。
2.測定面が粗い場合、測定精度が低下する、または測定できない場合がある。
A
当社の超音波音速計では、黒鉛球状化率を直接表示することはできません。超音波音速計に表示される音速を、事前に作成した音速と黒鉛球状化率の検量線(換算表)を利用し、黒鉛球状化率に換算する必要があります。
以下は検量線(換算表)の作成手順です。音速と黒鉛球状化率の関係は鋳鉄の種類により変わりますので、種類毎に検量線(換算表)を作成します。
1.測定したい黒鉛球状化率の範囲で、顕微鏡等を用い黒鉛球状化率が既知のテストピースを用意する。(例:75%、80%、85%、90%、95%等)
2.用意したテストピースを超音波音速計で測定し、検量線(換算表)を作成する。
3.超音波音速計を用いて鋳鉄の音速を測定し、作成した検量線を元に黒鉛球状化率に変換する。
A 超音波音速計では、ノギスやマイクロメーターで測定箇所の厚さを事前に測定し、超音波音速計本体に入力する必要があります。このため、厚さが測定できず不明な箇所では測定することができません。また、超音波センサー(トランスデューサー・探触子)から送信された超音波は、材料の裏面で反射し、再度超音波センサーに戻ってくる必要があります。測定箇所が平行でない場合、反射した超音波を受信することができないため、測定できません。
A 本体の劣化や超音波センサー(トランスデューサー・プローブ)の摩耗により精度が変化することが考えられます。このため、当社では年に一回の定期校正を推奨しています。
A 水や油でも代替可能です。ただし、鋳肌の測定で水や油を使用すると、超音波センサー(トランスデューサー・探触子)と測定面の間に空隙が生じる可能性があり、測定精度・信頼性が低下します。専用剤のウルトラソニックスのような粘性の高いゼリー状のカプラント(接触媒質)の使用をお勧めします。
硬さ計(硬度計)
皆様からよく頂く硬さ計(硬度計)に関するご質問を掲載しています。製品や測定方法に関するご質問を中心に、様々なご質問への回答を記載しています。
もし疑問が解決しない場合は、お電話もしくはメールでお気兼ねなくお問い合わせください。
A
当社では、UCI(超音波接触インピーダンス)硬さ計、リバウンド(リーブ)硬さ計、そしてポータブルロックウェル硬さ計の計3種類の硬さ試験機を販売しています。
UCI(超音波接触インピーダンス)硬さ計は、プローブロッド先端のダイヤモンド圧子が測定部に押し付けられて作成された圧痕を電子的に評価し、硬さを算出します。従来のビッカース硬さ試験では圧痕の大きさを顕微鏡で評価しますが、UCI法では圧痕を電子的に評価するため高い再現性が保証されます。
リバウンド(リーブ)硬さ計は、リーブプローブの中のインパクトボディーが試験体に落下するときの速度と、反発し戻ってきた時の速度差から硬さを算出します。熟練が不要で誰でも簡単に測定できます。
ポータブルロックウェル硬さ計は、ロックウェル硬さ計をベースに開発された硬さ計です。圧子の押し込み深さをもとに硬さを算出します。最薄で0.08mmの金属板の硬さ測定が可能です。
A
当社の硬さ計(硬度計)は、破壊法による硬さ測定のため、測定箇所には圧痕がつきます。ただし、圧痕のサイズはいずれの装置も小さく、特にUCI硬さ計とポータブルロックウェル硬さ計(METALTESTシリーズ)の圧痕は目視では気が付かないほど小さいです。
硬さ試験手法 | リバウンド硬さ計(Dタイプ) | UCI硬さ計 | 簡易ロックウェル硬さ計 |
---|---|---|---|
表面粗さ(Ra) | 3.2Ra | UCI(10N):1.5Ra UCI(50N):2.5Ra |
2.5Ra |
重量(kg) | 5kg以上 | 0.1kg以上 | NA |
厚さ(mm) | 10mm以上 | 1mm以上 | 0.08mm以上 |
UCIプローブ98Nでは表面が比較的粗くても測定が可能ですが、10kgf(98N)の力が必要となるため、安定的な測定が難しくお勧めしておりません。UCIプローブ98Nの代わりに、リーブプローブ(インパクトデバイス)DまたはGのご使用をお勧めしています。(HAZ)の硬度測定に使用する事ができます。ポータブルロックウェル硬さ計は薄板や硬化層、硬質クロムメッキの硬さ測定に適しています。
荷重 | 推奨表面粗さ | 用途 |
---|---|---|
10N(1kgf) | ≦ 1.5Ra | イオン窒化された鍛造打型および金型、型枠、プレス、薄肉部品、ベアリング、大径ギアの歯底の狭面部、硬化層の硬さ測定など。 |
50N(5kgf) | ≦ 2.5Ra | 標準(汎用)プローブ。 高周波焼入れや浸漬焼入れされた部品の硬度測定。カムシャフト、タービン、溶接部の熱影響部(HAZ)、大径ギアの歯底などの狭面部など。 |
98N(10kgf) | ≦ 4.0Ra | 小型鍛造品、鋳造品や熱処理された部品の硬度測定。(比較的大きな圧痕が残ります。) |
A METALTESTシリーズは、ロックウェル硬さ試験の原理をもとに、現場での硬さ測定ができるように開発されたポータブル硬さ計です。硬さ試験の考え方はロックウェル硬さ試験をベースにしていますが、JIS Z2245「ロックウェル硬さ試験―試験方法」が規定する試験方法とは異なります。
A リバウンド硬さ計のリーブプローブG(インパクトデバイスGタイプ)が鋳物の測定に適しています。表面が比較的平滑な場合は、リーブプローブDまたはUCIプローブ98Nでも測定が可能です。
A ポータブルロックウェル硬さ計(METALTESTシリーズ)では、最小厚さ0.08mm(HRC70)から測定可能です。コイル(鋼帯)などの薄板の硬さ測定で多くの実績があります。
A 残念ながら測定できません。正確な硬さを測定するためには、塗装を剥がして測定する必要があります。
A 当社で販売している硬さ計(硬度計)はすべて金属用です。ガラスや樹脂、ゴムの硬さ測定には対応していません。
試験片
皆様からよく頂く溶接欠陥試験片および対比試験片・標準試験片に関するご質問と回答を掲載しています。もし疑問が解決しない場合は、お電話もしくはメールでお気兼ねなくお問い合わせください。
A
溶接欠陥(きず)の検出だけでなく、溶接欠陥の種類によるきず信号の違いを判別することができるようになります。
入門セットには10個、中級セットには15個の溶接欠陥(きず)がありますので、きずの検出や寸法評価だけでなく、きずの判別も行うことができるようになります。
さらに当社の溶接欠陥試験片は、超音波・浸透探傷・磁気探傷・放射線・目視の検査手法別に製作していますので、効率よく訓練・トレーニングを行うことができます。
A
一部製品につきましては在庫がありますので、即納可能です。しかしながら大多数の製品は受注生産となるため、納品まで最大12週間程度かかります。
在庫につきましては、こちらよりお問い合わせください。
A 当社では取扱いしていません。(一社)日本非破壊検査協会から購入してください。
A
(1)高い精度で厚さを測定したい場合
測定対象の材料(鋼、ステンレス、アルミ)が分かっている場合、その材料の音速を厚さ計に設定すれば、おおよその厚さ測定をすることができます。ただし、より正確に厚さを測定するためには、測定物と全く同じ材質の対比試験片を用意し、そちらを用いて音速の校正を行います。
*例えば『鋼』には様々な鋼種があり、鋼種により組成が異なるため音速も異なります。代表的な鋼の音速(例:5,920m/秒)で計測を行うと、これら鋼種の違いを無視してしまうため、誤差が生じます。(鋼の場合は、鋼種により±2%程度の音速の差異があると言われています。)
(2)測定物の音速を知りたい場合
測定物の音速が分からない場合、測定物と全く同じ材質で製作された対比試験片を使用することで、音速を知ることができます。
(3)日常的な超音波厚さ計の点検
始業前点検や使用中、終業時の超音波厚さ計の動作確認に使用します。対比試験片を用いて『測定誤差』や『測定下限』を確認することで、超音波厚さ計が適切に動作していることを確認します。
A
ご購入いただいた対比試験片をもとに、お客様独自の社内規格を作成すれば検査成績書の作成は可能です。
JIS Z 2355-2(非破壊試験−超音波厚さ測定− 第2部:厚さ計の性能測定方法)に準拠する検査成績書(定期点検または日常点検)を作成する場合は、規格が指示する複数の対比試験片を用意する必要があります。
ダコタ・ジャパンでは、JISよりも厳しい社内規格にて校正を行っていますが、ご希望によりJISに準拠した校正書類の作成も可能です。
A 仕様・図面をご送付ください。製作可能か確認し、ご回答いたします。
サポート(その他)
見積・注文・納期・発送や取引条件に関して、皆様からよく頂くご質問にお答えします。初めてお取引されるお客様は是非ご確認ください。
もし疑問が解決しない場合は、お電話もしくはメールでお気兼ねなくお問い合わせください。
A メールまたはFAXで、お見積依頼をご送付ください。見積依頼のフォーマットをこちらに用意しております。是非ご利用ください。
A お客様が普段ご使用になっている注文書を、FAXまたはメールでご送付ください。もし所定の注文書が無い場合は、当社の注文書フォーマットがこちらにありますのでご利用ください。
A
総合カタログの送付が可能です。ご希望の場合はお問い合わせフォームから、発送先のご住所・会社・部署・ご担当者名をご記入の上、『総合カタログ希望』と明記し送信してください。
製品の単体カタログについては、印刷物は用意しておりません。カタログページから直接ダウンロード(PDF)してください。
A 超音波厚さ計・軸力計の高機能装置のレンタルを行っています。レンタルサイトをご確認ください。またグループ会社のNDTレンタル(NDTマート&レンタル株式会社)では汎用装置のレンタルを行っております。ご確認ください。
A
在庫状況にもよりますが、通常1週間以内に発送します。当社では、ご注文頂いた後に製品の校正を行っていますので、即納が難しくお時間がかかります。急ぎで必要な場合は、その旨を事前にご連絡いただければ、ご注文後すぐに発送できるよう準備します。
欠品時は4週間程度かかります。
A
お電話もしくはメール・FAXでお問い合わせいただければ、すぐに回答いたします。
ダコタ・ジャパンでは、お客様に可能な限り早く納品できるように、十分な在庫を用意しています。しかしながら、場合により品薄であったり欠品している場合もありますので、お急ぎの場合は事前にご確認ください。在庫の取り置きもしますので、お気軽にお問い合わせください。
A 送料および梱包手数料として、一律1,500円(税別)頂戴しております。
A
当社の支払い条件は、『月末締め翌月20日現金振込み』となります。また、振込み手数料はお客様がご負担ください。
小規模会社や有限会社、個人のお客様につきましては、前払いもしくは代金引換となります。
A
可能です。注文書に『直送希望』と明記し、さらに直送先の住所や会社・部署・ご担当者名、電話番号を記載してください。
製品はエンドユーザー様へ発送し、請求書は御社にお送りします。
A
グループA(輸出管理優遇措置対象国、旧ホワイト国)の国に対しては可能です。非該当証明書を無償で発行しますので、海外に持ち出す際はご連絡ください。それ以外の国への持ち出し可否については、当社では把握しておりません。ご自身でご確認ください。
ダコタ・ジャパンから海外への直接発送は行っておりません。ご了承ください。